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「日本の四季」カテゴリーの記事一覧

2012.06.05

お中元の起源日本の四季

お中元の歴史は古く、その起源は古代中国までさかのぼります。
古代中国の道教には神様を「三元」の日に祭る三官信仰というものがありました。
「三元」とは陰暦の1月・7月・10月の各15日のことを指します。
この日は三官がそれぞれ生まれた日と言われています。
 
●上元:陰暦1月15日 天官(天神様:福を与える神様)を祭る
●中元:陰暦7月15日 地官(慈悲神様:罪を許す神様)を祭る
●下元:陰暦10月15日 水官(水害などの厄を祓う神様)を祭る
 
この「三元」のうちの「中元」が、同じく陰暦の7月15日に行われていた仏教の「盂蘭盆会」と結び付いて日本に伝わって、先祖の霊を供養するためのお供え物を親類や隣近所に配るようになりました。
これが、「お中元」の始まりです。
現在行なわれている「お中元」の形に定着しはじめたのは、明治30年代と言われています。
 
そしてお中元の習慣は、時代と共にうつり変わります。
お中元を贈る相手も、両親や親戚、仲人といったお世話になっている方々に加え、友人同士でお中元ギフトを贈り合うというのも最近では人気になっています。
お中元が堅苦しいものではなく、もっと身近なギフトとしての意味合いを持つようになったのかもしれません。
 
お中元の一般的な相場は3,000円~5,000円です。
お付き合いのの度合や贈り手の年齢によっても差がありますが、いずれにしてもお互い負担にならない程度を選ぶと良いでしょう。

2012.03.13

啓蟄の候日本の四季

ただいまは二十四節気で啓蟄の候です。
啓蟄は、旧暦1月後半〜2月前半、今の暦で言うと3月6日頃から次の節気を迎える春分の前
までの期間で、大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃とされます。
 
今年は例年よりも暖かくなるのが緩やかなようで、まだまだ寒い日が続いております。
暖かい春が待ち遠しいところです。
 
さて、3月13日はサンドイッチの日です。
数字の「3」で「1」が挟まれていることに由来するのだそうです。
 
昆布を使ったヘルシーなサンドイッチレシピが掲載されていたのでご紹介いたします。
 
昆布のサラダのサンドイッチ

2012.03.06

木の芽起こし日本の四季

今の時期は、ちょっと晴れ間があったかと思うとまた雨の日が訪れて、洗濯のタイミングにも悩まれる日々が続いております。
春先の今の時期に降る雨は「木の芽起こし」と呼ばれます。
春の雨は、冬を耐えた植物に芽吹きを促す目覚ましの雨なのです。
雨の日は憂鬱になりがちですが、春への息吹だと感じてみると、憂鬱さが和らいで情緒のあるものに思えるかもしれません。
 
春が旬の菜の花もスーパーに並ぶようになって参りました。
Cpicon 菜の花の塩昆布あえ
 
また、先日放映されてご好評をいただきました「和風総本家」のホームページにも、塩昆布を使った時短五目御飯のレシピが掲載されております。

2012.02.14

如月日本の四季

暦の上では春を迎えましたが、体が冷える日々が続いております。
 
旧暦の2月は「如月(きさらぎ)」と書きます。
如月はもともと「衣更着(きさらぎ)」と書き、2月でもまだ寒さが残っていて衣(きぬ)を更に着る月であるから、と言われています。
まだ残る寒さを「衣を更に着る」という言葉であらわすところに日本の風流を感じます。
 
季節を感じながら、衣を羽織って、簡単にできる「とろろ昆布と生姜のスープ」でからだをあたためましょう。
 
Cpicon とろろ昆布と生姜のスープ

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