「昆布の豆知識」カテゴリーの記事一覧
2015.01.20
世界の昆布3【昆布の歴史】
今日は、『世界の昆布』 第3回目です。
アメリカ、中国とご紹介を致しましたが、その他の地域はどうでしょう。
ヨーロッパは、海藻を食材としてではなく、
化学薬品や工業用物資として開発、あるいは生活上の用具として利用してきた歴史があります。
17世紀後半からフランスではケルプ工業がおこりました。
ケルプとは大型褐藻類のことで、これを焼いた灰の意味にも使われます。
この灰を石けんやガラス製造のためのソーダなどの原料に用いるのがケルプ工業です。
17~18世紀にかけてフランス、ノルウェー、スコットランドでケルプ工業は全盛期を迎えます。
ケルプは他にも、包丁や紙切刃などの柄として茎の利用をされたり、
イギリスやフランス、ベルギーの沿岸地域では、
「ホカスコルニシュス」という海藻を椅子やベッドの詰物として利用したそうです。
南アメリカの沿岸の一部では、ケルプの大葉で水桶や水かめを作ることもあったようです。
食用のイメージが強い“昆布”ですが、様々な利用方法で
人々の生活を支えています。
2015.01.15
梅昆布茶粥【昆布のニュース】
1月15日は小正月です。
家族の健康を祈る習わしとして「小豆粥」を食べる習慣がありますが、
皆さまは召し上がりましたか?
年末年始にかけて、暴飲暴食で疲れ果てた胃腸に優しいお粥、
1月7日の七草粥もそうですが、すこしホッとするものが欲しくなる時期ですね。
そんな時には、昆布茶を使ったお粥は如何でしょうか?
昆布に多く含まれるグルタミンには胃や腸を守り、
肝臓のアルコールの代謝を高める働きもあります。
梅昆布茶ですっきりしたお粥は如何でしょうか?
2015.01.13
関西だし文化【昆布のニュース】
先日、総務省の家計調査が発表されました。
今年の発表では、昆布の年間支出金額の1位の座を
53年間守ってきた富山市が2位になり、驚きました。
代わって1位に輝いたのは、
同じ関西の”だし文化”を支える京都市でした。
和食文化の根強い京都市はユネスコ無形文化財登録で
「お出汁」を取る方が増えたのかもしれません。
是非、お鍋の時だけじゃなく、日々のお味噌汁でお出汁をとってみましょう。
お出汁には澄んだ雑味のない上品な味わいの「利尻昆布」がオススメです。
2015.01.08
世界の昆布2【昆布の歴史】
今日は前回に引き続き、世界の昆布第2弾『中国の昆布』をご紹介します。
中国4000年の歴史の中で昆布が登場するのは、
約2500年前の周の時代と言われています。
都が内陸に続いた中国、
海産物が貴重品でしたので、朝鮮や日本から貢ぎ物として伝わったと考えられます。
清の時代には琉球や長崎を経由して日本の昆布が大量に輸入されました。
中国は昆布の消費量ももちろんですが、生産量(養殖量)も世界一です。
その養殖技術は実は日本人の大槻洋四郎により
中国大連、煙台で昆布の養殖に成功し広まったそうです。
さすが!技術者日本人ですね。
現在中国では膨大な量の昆布が養殖され、輸出されています。
中国の昆布の歴史に日本は外せない存在なのです。
2015.01.06
世界の昆布1【昆布の種類】
2015年第一弾「昆布の豆知識」は世界の昆布をご紹介。
まずはアメリカの昆布を・・・
マクロシスチス・ピリフェラ
ネレオシスチス・ルーキアナ
アガリム・クリブロッサム
コルダ・フィラム
アラリヤ・エスキュレンタ
このようにアメリカには上記の6種類の昆布類(褐藻類)が生育しているそうです。
1番初めにご紹介をしたマクロシスチス・ピリフェラ、
こちらは世界最大の昆布です、別名ジャイアントケルプと呼ばれています。
通常は50~70mですが、稀に数百mに達するものもあるそうです。
残念ながら食用ではありませんが・・・。
アメリカカリフォルニア州、モントレー湾には「海の森」と呼ばれる
ジャイアントケルプの群生が見られ、自然環境を維持するために役立っています。
その「海の森」はラッコやアザラシなどのたくさんの動物の生育地です。
食べても美味しい昆布は海の中から自然環境も維持してくれています。









