京都にある「ラクエ四条烏丸」の前で、3月25日に「利きダシチャレンジ」が行われました。
 
「利きダシチャレンジ」とは、
昆布、かつお、いりこの3種類のダシを当てるというものです。
京都の料理人の働きかけによって、和食が世界無形文化遺産に
選ばれたことを受けて、どの程度一般にダシが浸透しているのかなどの
指標になるものとしています。
 
通勤途中のサラリーマンや旅行者らが、ダシの香りや味を確かめていました。
 
そしてその正解率は８５％だったそうです。

暖かい日もちらほらあるもののまだまだ寒さの厳しい3月。
今年の冬は特に寒さが厳しく、お風呂が欠かせないと
お感じの方も多いのではないでしょうか。
 
冬は乾燥しやすく肌にとっても過酷な季節です。
体が冷えて血行が悪くなると、肌トラブルも多くなります。
 
昆布はおでんや鍋物など、冬にはもちろん欠かせない食材ですが、
お風呂にも利用できます。
 
昆布にはアミノ酸やミネラルなどの保湿成分が含まれていて、肌のかさつきなどを防いでくれると言われます。
ある実験によると、昆布を入れた｢昆布風呂｣は、何も入れていないお湯に比べて、
入浴後の肌水分量が増加する傾向が見られたとのこと。
 
冬の肌の乾燥が気になる方は、日が経ってしまった昆布などを活用してみてはいかがでしょうか。
 
【昆布風呂の作り方】
・乾燥した昆布を5cm角ほどに切ります。
・1つかみ分を布袋に入れるか、さらし布などで包み、ほどけないように紐でしばります。
・鍋に昆布を入れた布袋を入れて水から煮出し、沸騰させたら布袋を煮汁とともに浴槽に入れます。

昆布はミネラル豊富な優秀食材として知られています。
昆布を水で浸すと出てくるぬるぬるのものは「フコイダン」という食物繊維。
しわを減らして肌の弾力をアップさせる、アンチエイジングの分野では注目を浴びている成分です。
 
そして、タイのバンコクには、昆布を使ったエステが存在するそうです。
 
衝撃！ 世界にはこんな自然派エステがあった……
 
顔に昆布を貼り付けてパックのようにしてお肌にうるおいを与えるようです。

冬になると流行するインフルエンザ。
2012年以降、ヨーグルトに含まれる乳酸菌がインフルエンザ予防に役立つとメディアに取り上げられて、
ヨーグルトがヒットしました。
今年も大手メーカーが相次いでヨーグルトの新製品を発売しています。

「冬到来、インフルエンザ予防商材はヒートアップ」

そんななか、免疫力に対する有用性が期待されるガゴメ昆布由来のフコイダンをプラスしたヨーグルト
「フコイダンヨーグルト」も11月5日、全国発売されました。

フコイダンは海藻類独特の「ぬめり」に含まれていて、海藻の表面が傷ついた際に傷口から細菌等が
進入しないようにするバリアの役割や、潮が引いた際に空気中に露出した海藻が乾燥しないように
保護する役割があると考えられています。

≫　「昆布の栄養、フコイダンについて」

北海道東部の白糠町にある道の駅で新春恒例の初売りが行われました。
毛がにや昆布など地元特産の海の幸が入った「魚の福袋」が販売されたそうです。

「魚の福袋」は１つ２０００円で、特産の海の幸８種類が詰められています。

昆布は「よろこんぶ」とも言われるように、縁起の良い食材。
福袋にももってこいです。

毛がにや昆布「魚の福袋」が人気　NHK NEWS