「昆布の種類」カテゴリーの記事一覧
2014.08.19
おめでたい昆布「子持ち昆布」【昆布の種類】
皆さん「子持ち昆布」という昆布をご存知ですか?
子持ち昆布とは、ニシンにより卵を産みつけられた昆布を塩漬けにしたものです。
生産量は主にカナダなどの地域が多いようです。
ニシンの卵は粘着性が強いため、昆布に付着しやすいのが特徴です。
しかし実は天然に生えている昆布に卵が付着することは珍しく
大量に漁獲できるものではないため珍品として扱われています。
そのため市場に出回っている子持ち昆布のほとんどは、産卵のために押し寄せたニシンを生簀に追い込み
そこに昆布をたらして二シンの卵を付着させたものが多く販売されています。
「子孫繁栄の縁起物の数の子」と、「喜ぶの昆布」
二つ揃っているところが何ともおめでたい感じのする昆布です。
2014.06.13
とろろ昆布とおぼろ昆布の違い【昆布の種類】
昆布を薄く削った「とろろ昆布」と「おぼろ昆布」。
この2つの違いをご存知ですか。
厚さだと思われている方が多くいらっしゃると思いますが
実は、どちらもほぼ同じ厚さなのです。
2つの違いは、削り方です。
とろろ昆布は、昆布を何枚も重ねたものの側面を削ったもの。
ふんわりとした質感で、お吸い物におすすめです。
一方、おぼろ昆布は、昆布の表面を薄く削ったもの。
昆布の繊維がしっかりしているので、おにぎりなどに巻いて使う事もできます。
≫小倉屋でとろろ昆布を見る
2014.03.19
天然昆布と養殖昆布の違いとは【昆布の種類】
昆布は本来は天然の産物ですが、天然のもの以外にも養殖・促成の商品があります。
昆布に限らず多くの魚介類にも見られる天然ものと養殖もの。
ここでは昆布の天然ものと養殖ものの特徴についてご説明します。
【天然昆布】
岩礁に自然に着生した昆布です。
天然昆布の特徴としては、
噛めば噛むほど味が出て、適度な歯ごたえを持っています。
粘り気のある風味も持っており、昆布本来の力を感じます。
作柄の善し悪しが年ごとに違うので価格が変動しやすいです。
≫ 小倉屋の天然だし昆布
【養殖昆布】
ロープに種苗を着生させ養殖したものです。
利尻・羅臼・道南白口浜といった高級銘柄の産地でも養殖は行われています。
その見た目は天然より立派ですが、繊維質は天然よりも柔らかいです。
【促成昆布】
1年間で養殖される昆布です。
道南地方で盛んに生産されていて、計画生産のため安定して供給される商品です。
肉質は柔らかくてあっさりしているのが特徴です。
2013.02.05
昆布フォーラムに220人【昆布の種類】
北海道の様似(さまに)で2月3日、日高昆布フォーラムinさまにが行われました。
日高昆布の生産量が減少傾向にあるため、講演やパネル討論を通じ、コンブの増産に向けた取り組みなどを議論しました。
「昆布フォーラムに220人 様似」 (47NEWS)
早煮昆布は昆布の繊維が柔らかく、おでんの具や、昆布巻、煮物に使っても、煮くずれしにくい昆布を言います。
煮昆布ともいいます。
他店では棹前昆布や若い真昆布を使用する場合もありますが、
当店(をぐら屋)では早煮昆布に使われる昆布は天然の日高昆布になります。
出汁昆布とくらべますと、繊維が柔らかめなので煮えるのも早く、味が染みやすいので、
煮て食べるなど料理に適した昆布です。
料理のバリエーションも多いので、料理をさらに楽しめることと思います。
昆布から出るうまみ成分と滑らかな舌ざわりとを両方楽しめて、栄養も採れる昆布なのです。
小倉屋のオンラインショップで「日高昆布」をチェック!
・天然天日干し(出し昆布)
・早煮昆布(出し昆布)
2012.09.06
真昆布についてテレビで紹介されました【昆布の種類】
真昆布についての特集がNHKの番組で紹介されました。
「NHKあさイチで紹介!話題の昆布水ってスゴイ!!」
放送された内容はNHKの番組「あさイチのホームページ」よりご確認いただけます。
昆布のお出しをとる習慣が、薄れている昨今、本当は昆布で出しをとってお料理に活用すれば健康にも
良いだろうと考える方は多いかと思います。
でも、出しをとった後の昆布を捨ててしまうしか方法がないと思っている方にも朗報!
冷蔵庫で水出しした昆布出しの活用方法が提案されました。
それは細切りにした真昆布です。
水出しでとった出しは冷蔵庫で保管され、いつでも簡単にお料理にプラスすれば、カップヌードルのスープも
見違える美味しさに大変身!
昆布を細切りにしているので、取った後の昆布はオリーブオイルにつけることで、これをお料理に活用できます。
昆布をフル活用できる、健康的な活用方法の提案です。ぜひご参照ください。