89才料理研究家に教わる炊き込みご飯の知恵【昆布の料理】
NHK『きょうの料理』や『あさイチ』などで人気の”ばぁば”こと
料理研究家の鈴木登紀子さん(89才)に教わる
炊き込みご飯を美味しく炊くコツです。
■その1
具は米の分量の1/2量を基準に準備すること。
具を多くすればもっと豪華に、もっとおいしくなるはず…
と考えがちですが、具が多すぎると口当たりがぼそぼそします。
ただし、きのこなど水分の多い野菜や貝類を炊き込む場合は、
火が通るとかさが減るので、米の2/3量まで増やしても大丈夫。
■その2
具は、大きさを揃えて切ること。
かやくご飯などいろいろな具を炊き込む場合は、大きさを揃えて切ると均一に火が通るし、見た目も美しいです。
■その3
だし汁は、具の持ち味を損なわない昆布の水だしがおすすめ。
昆布20cmを3カップ半の水につけ、1時間ほど置いてから布巾で漉します。
作り置くのなら、水につけたまま冷蔵庫にひと晩寝かせておきましょう。
■その4
「野菜や肉は最初から、魚介類は沸騰後」が、具を入れる際の鉄則。
89才料理研究家「炊き込みご飯の具の量は米の半分が基準」:女性セブン2013年10月17日号