にら卵雑炊【昆布の料理】
栄養面で優等生と言われる卵と、今が旬で整腸の作用もあると言われるニラを使った
「にら卵雑炊」をご紹介します。
具材がシンプルなだけに、昆布と削り節のだしが決め手です。
1) まず、鍋に水3カップ強と昆布1枚(10×20cm)を入れて中火にかけます。
昆布がゆらゆらしたら取り出し、削り節を2つかみ入れます。
2) 煮立ったら火を弱め、アクをていねいにすくいます。
フツフツとした状態で20~30秒間煮出してから火を止め、冷めたらキッチンペーパーを
敷いたこし器でこしておきます。
3) 飯椀1杯分のご飯をざるに入れ、流水の下で軽く混ぜるようにして水が澄むまで洗って水を切ります。
4) にら約8本(50g)は水洗いして水けを切り、5~6mm長さに刻みます。
卵3個はボウルに割り入れ、太めの菜箸で卵白を3~4回つまみ上げて軽く切り、そのあとで全体を、
菜箸をボウルの底を静かになでるように動かして溶きほぐします。
5) 土鍋にだしを入れて中火にかけ、塩小さじ1強、薄口しょうゆ小さじ2、酒小さじ1を加えて味を調えます。
煮立ったらご飯を加え、もうひと煮立ちしたら、にらを入れます。
6) にらがしんなりしたら溶き卵を土鍋の煮立っているところから細く回し入れ、すぐに火を止めます。