手すき昆布職人への道のり【未分類】
当店の手すき昆布は、堺市にある自社工場にて手すき昆布の職人さんが、毎日手作りで作ってます。
黄綬褒章をいただいた職人、三田智則氏は今年74歳になりました!もう一人の職人さんは弟で68歳です。
ベテランの職人は動きに無駄が無く、早い!
毎日、朝から夕方まで削りますが、年齢の割には相当に若く体力も人一倍あります。
しかしそろそろ(取組としては、遅いと言われるかもしれません・・・)本格的に後継者を作っておかなければ、伝統あるこの手すき昆布の技術が継承されないということになってしまいます。
「継続は力なり」とは良く言ったもので、手すき昆布の職人は他の伝統産業同様、年々人数が減り、高齢化と後継者問題に直面しています。
手作りの商品は、できる量に限りがあり、生産量の違いは機械製のとろろに遥か及びません。
しかし、昆布の老舗として、次世代にもこの手作りでしか味わえない、手すき昆布の良さを伝えていきたい!
ここ2年間は、後継者育成に取り組もうと励んでいます。
現在29歳の見習いの職人さんが頑張って修行をしてくれてます。
彼の作った手すき昆布を届けられる日が楽しみです♪