世界の昆布2【昆布の歴史】
今日は前回に引き続き、世界の昆布第2弾『中国の昆布』をご紹介します。
中国4000年の歴史の中で昆布が登場するのは、
約2500年前の周の時代と言われています。
都が内陸に続いた中国、
海産物が貴重品でしたので、朝鮮や日本から貢ぎ物として伝わったと考えられます。
清の時代には琉球や長崎を経由して日本の昆布が大量に輸入されました。
中国は昆布の消費量ももちろんですが、生産量(養殖量)も世界一です。
その養殖技術は実は日本人の大槻洋四郎により
中国大連、煙台で昆布の養殖に成功し広まったそうです。
さすが!技術者日本人ですね。
現在中国では膨大な量の昆布が養殖され、輸出されています。
中国の昆布の歴史に日本は外せない存在なのです。