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「昆布のニュース」カテゴリーの記事一覧

2014.11.25

昆布パワーでリチウムイオン電池の容量が10倍に?!昆布のニュース

昆布パワーでリチウムイオン電池の容量が10倍に!
 
 
ジョージア工科大学及びクレムソン大学の研究者らの研究によれば、
電池の-極を製造する際に真昆布などの褐藻類から採取した
「アルギン酸塩」という成分を使用することで、
リチウムイオン電池の容量を10倍にまで増やすことが可能だということが分かったという。
 
従来の-極の作成方法は、黒鉛粉末とポリフッ化ビニリデン (以下PVDF) のような
高分子接着剤と呼ばれるものをNMP溶液という液で混ぜるものが一般的だった。
 
黒鉛の代わりにシリコン粒子を使用することで、イオンをより多く吸着することができるのだが
シリコン粒子の欠点は充電すると4倍にまで膨れ上がってしまうことだ。
そのため、PVDFに亀裂が生じ-極が損傷してしまう。
 
そこで考えられたのが、PVDFの代わりに海藻由来のアルギン酸塩を使用する方法だ。
この場合、-極に損傷を与えることなくシリコン粒子を膨張させることができる。
また、アルギン酸塩は水溶性であるため混ぜるために必要だったNMP溶剤を使わなくてよくなるため
製造コストの削減と、より環境に優しい製造工程を実現させることが可能になるという。
 
この方法の実用化には、シリコン-極の対となる、同量のリチウムイオンを吸着できる+極の開発が必須となるが
従来の+極を使用した場合でも、リチウムイオン電池の容量を30〜40%程度増やすことができるそうだ。
今後の研究に大きな期待が寄せられている。

2014.11.20

ロシア極東で昆布ブーム!昆布のニュース

ロシア極東の地域では、地元に豊富に生息しているもののあまり利用されてこなかった「昆布」
近年美容や健康に効果があるとして注目されています。
 
ロシア極東の沿岸には質のいい昆布が豊富に生息しています。
しかし、その地域の人たちには昆布を食べたり、だしをとったりする習慣がなく
使うとしても和え物などのごく一部の料理にしか使われてきませんでした。
 
しかし、近年になって開発が進み、住民の所得も向上した影響もあり
食文化も多様化し、昆布にも関心が集まるようになってきました。
極東の中心都市ウラジオストクでは、老舗の菓子メーカーが開発した
昆布を混ぜたチョコレートが看板商品となり、今では毎日1000個は売れる
大ヒット商品になっているそうです。
 
また、日本と同じく昆布は食材としてだけでなく、美容への効果にも期待されています。
昆布をそのまま入れた「昆布風呂」や、昆布を混ぜたクリームを使ったボディーマッサージなどに
人気が集まっています。
さらに地元大学の研究グループや企業も研究を深めており、
今後もロシアの昆布に対する注目が高まっていきそうです。

2014.11.13

「昆布トンネル」採掘開始!昆布のニュース

今月11月9日、北海道新幹線の「昆布トンネル」の掘削開始に向けて安全祈願祭が開催された。
掘削自体は12月上旬に始まる予定だ。
 
このトンネルは、2035年度の開業を目指す新函館北斗駅~札幌駅区間を走る北海道新幹線のためのもので
2014年8月に掘削が始まった村山トンネルに次いで2ヶ所目の掘削となる。
 
 
北海道ニセコ町内に造られるこの昆布トンネルは、
延長は10.41kmで、標準的な内空断面は約70平方メートルになる。
トンネルは長万部(おしゃまんべ)駅と倶知安(くっちゃん)駅とを結ぶ区間に5本を構築する予定だ。
この区間で昆布トンネルは内浦トンネルに次いで2番目に長いトンネルになる。
 
この工事の工期は99ヶ月間。
工事用の道路や仮設ヤードの工事を2013年12月に着手し、完成は22年3月の予定だ。
 
 
北海道新幹線は、新青森駅から札幌駅までの約360kmをつなぐことになるので、
本州~北海道間の移動も以前より格段に快適になるだろう。
早期の完成が待たれる。

2014.10.30

全国ふりかけグランプリ2014の第一位は「いか昆布」昆布のニュース

10月25,26日に熊本県合志市の公園で開催された「全国ふりかけグランプリ2014」。
北は北海道から南は鹿児島県まで22の都道府県の全国40のふりかけメーカーが参加し、日本一を競った。
 
来場者の投票で1位に輝いたのが「いか昆布」
次いで2位は「梅の実ひじき」、3位は「納豆ふりかけ」が選ばれた。
 
 
ふりかけの発祥は大正時代に熊本で生まれたとされており、
全国のふりかけが一堂に会して日本一を競うのは今回が初めてだという。
 
主催のくまもとFURIKAKEプロジェクト実行委員会によると、2日間で約3万人が来場。
300円の投票券付きご飯を購入し、各メーカーのふりかけを試食してもらい、
一番おいしかったふりかけに投票してもらうというシステム。
入賞は上位8位まで公表された。
 
来場者は各々好きなふりかけを試食できることもあり大満足の様子。
「海産物などこだわりのふりかけが多かった」と語った。
 
ちなみに4位以下は次の通り。
4位「博多辛子めんたい粉」、5位「贅沢ふりかけ」、6位「枕崎かつお三昧(ピリ辛旨味)」、7位「ふりかけポンズ」、8位「桜えびふりかけ」
 
 
>>小倉屋のふりかけはこちら!

2014.10.02

昆布を主原料とした「発酵昆布抽出物」が日本でも商品化昆布のニュース

韓国の健康機能性食品原料メーカー、韓国ヤクルトとマリンバイオプロセスが2014年2月、
共同で開発した「発酵昆布抽出物」および「発酵昆布・牡蠣抽出物」を日本国内で展開することを発表した。
同社は年内に最終製品としての販売を目指しているという。
 
「発酵昆布抽出物」は昆布を主原料とし、発酵によって低分子化されたフコイダン由来のフーコスと
低分子オリゴ糖など、多様な生理活性物質を含んでいる。
2年余りの臨床試験を経て、2011年に韓国食品医薬品安全庁から
「アルコール性損傷から肝臓を保護する」ことが認められ、
個別認定型健康機能食品機能性原料として承認された。
2013年5月には日本で特許登録も完了している。
 
「発酵昆布抽出物」では、発酵菌種を利用して、昆布に含まれる天然のグルタミン酸がGABAに100%転換されている。
GABAとは神経伝達物質であり、これまでは玄米、かぼちゃ等から抽出されるものが多かったが、
海藻類の昆布から抽出されたのは世界初だという。
韓国最大の製薬会社「東亜製薬」では、健康機能食品などの製品に配合されるなど、
アルコール対応飲料として普及している。
 
日本国内の販売については、韓国ヤクルトと提携関係にある
蝶理(株)が2013年秋から取り扱いを始めており、今後展開を本格化させる予定だ。
同社ではウコンに代わる食品由来の肝機能対応製品として訴求しつつ、
トータル的に健康に良い素材として、特に女性をターゲットにしたサプリメントとしての展開も計画されている。

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