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「昆布の歴史」カテゴリーの記事一覧

2014.06.04

昆布でげんかつぎ昆布の歴史

昆布でげんかつぎ
昆布は「よろこぶ」という言葉にかけて
昔から縁起物として食べられてきました。
その代表としてお正月の「おせち料理」にも
欠かせない食材になっています。
 
ところで、縁起物として昆布が使われているのは
「おせち料理」だけではないことをご存じですか。
 
子孫繁栄を願う「子生婦(こんぶ)」という品名で
結納でも使われています。
他にも相撲で使われる土俵を清める「土俵祭」にも使われています。
安全などを祈願して、昆布、スルメ、米、塩といった縁起物が
土俵の中央に埋められています。

2012.10.01

熟成された昆布は旨味が増す昆布の歴史

かつて北前船で北海道の昆布が運ばれていた時代。
北陸には北前船の良港が多くあり、古くから日本海と京都・大阪を結ぶ交通の拠点でした。
北前船で港に北海道の昆布が到着するのは雪が降り始める頃。
昆布は荷役蔵で雪解けまで過ごし、桜が咲くのを待って都へ運ばれていたそうです。
 
たまたま当時の物流の事情から、ひと冬、蔵で休ませていたのだと思われますが、
それが昆布にとって幸いしました。
というのは、蔵で寝かせることで、新昆布の磯臭さや雑味、ぬめりが抜けて、
結果的に昆布の旨味がより引き出されることになったからです。

2012.08.31

昆布業者の多い大阪昆布の歴史

大阪には全国の昆布取り扱い業者の2割を占める専売業者が集まっているそうです。
その証拠として、電話帳のタウンページに「昆布」という項目が設けられているのは
大阪だけなのだそうです。
 
このようなところからも、昆布が大阪の土地に根付いて長い歴史を育んでいることがよくわかります。
 

2012.08.28

大阪城築城の日昆布の歴史

8月28日は、豊臣秀吉が大阪城築城を開始した日なのだそうです。
1583年より築城を始め、1591年に完成しました。
 
豊臣秀吉は大阪城を築き、町を発展させました。
天満に青物市場を、靱や雑魚場に鮮魚塩干などの市を開かせました。
これが大阪の地で永らく繁栄することになる昆布同業者の全国最大の集散地の起こりです。
 
大阪の名所があしらわれた昆布製品のなにわ百景にも、大阪城をモチーフとしたものがございます。
 
大阪城

2012.06.07

戦国武将を支えた昆布昆布の歴史

戦国時代、武家の時代には、昆布は縁起物として用いられていました。
一に打ちあわび、二に勝ち栗、三に昆布…すなわち「打ち勝ちよろこぶ」という語呂合わせで、
武将の出陣の際は欠かせないものだったようです。
 
また、昆布は陣中食としても重宝されていました。
その当時の軍書、「武則要秘録」には、昆布を細かく切り刻み、醤油で煮込み、竹筒などに詰めて
携帯食として持参せよと記載されています。
さらに、戦が進むと籠城のため城内に食料を貯蔵することになりますが、ここでも昆布は主役だったといいます。
戦国三梟雄のひとり、松永弾正久秀は城中に三年分の昆布を貯えていたといいます。
武将・加藤清正の居城・熊本城では壁の内部に昆布やアラメが隙間なく詰め込まれていたそうです。

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