利尻昆布の故郷、利尻島をご存知ですか?【昆布のニュース】
みなさんは利尻島ってご存知ですか?
真昆布、日高昆布、羅臼昆布、利尻昆布・・と昆布の種類は様々です。
その”利尻昆布”の名前の由来となった島です。
利尻昆布は澄んだおいしいお出しが取れる高級昆布なんですよ。
まずは利尻島の紹介。
北海道北部、稚内からフェリーで約1時間40分くらいのところにある、
日本海上に浮かぶほぼ円形の島です。
北隣の礼文島と対で道北の離島としてよく知られています。
稚内西岸からは、海上に突き出た利尻富士が島の中央に
「利尻礼文サロベツ国立公園」のシンボルとして堂々とそびえているのが見えます。
海岸部に集落があり、コンブ干し場が海辺に広がっています。
昆布干しの最盛期には島中のあちこちで、
コンブの日向ぼっこを見ることができますよ。
3月末から昆布の仕事は始まります。
北海道北部、利尻島の3月はまだまだ寒く、雪も多く残っています。
風、波の穏やかな日は沖に出て、絡まった昆布丁寧に解いたり、
昆布や海草に付いたゴミを取り除くことで、昆布の生育場所をきれいにしています。
ゴミ取りといっても、これがとっても大切な仕事で、大変な作業です。
そんな寒い日の丁寧な作業で利尻昆布は育っていくのです。