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磯焼けの海の復活をかけて昆布のニュース

磯焼けとは、かつては海藻が生えていた場所にさまざまな要因により生えなくなってしまった状態のことです。
その原因がいくつか指摘されていますが
北海道南部の福島町で磯焼けの海に天然昆布を復活させようという試みが始められました。

北海道大学の准教授は福島町の磯焼けの原因について
河川改修に伴い栄養のある水が海に入ってこなくなったことが原因ではないかとみています。

そこで着目したのが、間伐材と牛の糞を混ぜて発酵させた、「腐植土」です。
この腐植土を使うと植物の成長を促し、根を張りやすいため磯焼け対策に生かせるのではないかというものです。
この実験に対して地元の漁業関係者も注目しています。

宮崎県南部の串間市本庄沖では、県内でも有数の藻場が広がり、その数約30種類以上の藻が生い茂っています。
しかし近年、環境の変化により海草を主食にしているウニの活動が活発になり
その食害を受け磯焼けが起こったため、藻場の減少が心配されています。
串間市では適切なウニの生息数を残しつつ、駆除を行うなどして藻場の回復に向けた取り組みが続いています。

このように全国的各地でさまざまな取り組みがなされている磯焼けの海。
美しい海や海藻たちの生息地を守るためにも、海を汚さないためのひとりひとりの意識が大切です。

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